ひきからじりつ

心境を記録中・・・

ただそこにいるだけで

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入院してもうすぐ1ヶ月、先週からはデイケアに参加するようになった。そこには外部の人もたくさんやってくる。せっかく入院生活に慣れてきたのに、また知らない人だらけ。ほとんどの人がお互い顔見知りの中、最初はどう振る舞えばいいのか分からなかったが、懲りずに何度も参加しているうちに、それにもだいぶ慣れてきた。

「(大切なのは)時を共有すること。ただそこにいるだけでいい。」みたいなことを、偶然テレビで見た人が言っていた。まあそれは犬の話なんだけど…。

それから最近読んだ「数学の言葉で世界を見たら」という本の中に面白いことが書いてあった。コインを投げて表が出たら1円もらえて、裏が出たら1円取られる賭けをする。この時、表が出る確率をp(例えば50%ならp=0.5)とするとー

p=0.47なら50円を倍にできる確率0.25パーセントしかないが、p=0.53なら99.5パーセントで勝てる。確率のほんのちょっとの差が、大きな違いを生む。
(数学の言葉で世界を見たら p.18)

ただそこにいるだけでも、ほんの些細なやり取りでも、それらを積み重ねていけば確実に成長できるということか。

先日、まだ話したことがない人に自分から話しかけてみた。こんなのいつ以来かわからない。高校時代はすでにできなかったし、中学は小学校からの知り合いが多かったからその必要もなかったし、本当に記憶にないから、もしかしたら初めてかも...?

入院したばかりの頃、先生に「まだ自分からは話せていない」と言ったら、「無理に話すことはない。それが個性だから」と言われて楽になった。それと同時に、僕は入院を通して社交的な性格に変わろうとしていたことに気づいた。「大切なのは自然体で人の中に居られるようになることだ」。そう目標が定まってから僕は無理に馴染もうとせず、しかしその結果、図らずも自分から話しかけてしまうんだから不思議だ。

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