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自己愛

脳の中には、数千億個ともいわれる神経細胞があって、その細胞同士の連絡には、さまざまな物質が使われている。その中でも「ドーパミン」は、やる気と強い関りがあることが知られている。

ある実験によると、マウスの遺伝子を改変して、生まれつきドーパミンを作れないようにしたところ、ほとんど動かず、遊ばず、食べないマウスになってしまった。

僕と似ている。今日もなんとなくネットを見たり、寝たり、ダラダラ過ごして一日が終わるだろう。

毎日同じような生活をしていると、1年なんてあっという間に過ぎてしまう。僕は20歳代のほとんどを、こうやって過ごしてきた。

人との関わりが皆無だから、それを面と向かって非難されることはない。でも(本音を言いやすい)ネットでは、ニートやひきこもりをボロクソに言う人も多い。かくいう僕自身にも、そういうところがある。

でも、ドーパミンを作れないマウスがヒトだったとして、「やる気を出せ!」、「言い訳するな!」、「甘えるな!」などと言えるだろうか。

生まれ持った遺伝子も違えば、育った環境も違う。そんな当たり前のことが、人が人を評価する時には無視されてしまう傾向があると感じる。それは、誰よりよく知っているはずの自分自身も例外じゃない。

僕は自分のことをダメ人間だと思う。ただでさえ「うまくいかない」という苦痛があるのに、その原因まで自分にあるとみなし、みなされ、そんな自分を責めてしまう。なんて生きづらいんだろう!

それでも僕は、自分のことが何より大切だ。

だから、こうやってダメな自分を正当化しようとするし、あわよくば、この考えを、こう考える自分を、誰かに認めてもらいたいと思ってブログに書く。