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どうして「痛み」を感じるのか分からない

心のこと 放送大学のこと

放送大学テキスト「比較行動学」を読んでいる。

そこには、人間以外の動物の知的な行動がたくさん出てきた。それは霊長類に限らない。

カケスという、食べ物を貯蔵する習性がある鳥は、「いつ」「どこに」隠したかを覚えることができる(時間の前後関係を理解できる)らしい。

ハンドウイルカはある選択をするとき、その答えにどれだけ自信を持っているか把握できるらしい。

ミツバチは「8の字ダンス」を踊って、蜜のありかを仲間に伝える。これには太陽の位置を基準にした情報が含まれているので、時間が経つとずれてしまうはず。でもそのずれを補正して、正確な位置を解釈できる。

ヒトの一番の長所であるはずの知性でさえ、他の動物との間に明確な線引きはできそうにない。

他の動物に意識はあるんだろうか。

ヒトにあるのに、(ヒトに一番近い)チンパンジーに全く無いとは考えづらい。

そもそも意識は何のためにあるんだろう。例えば「痛い」という感覚は、どうして意識する必要があるんだろう。

ミツバチの小さな脳でさえ複雑な計算ができるんだから、状況に応じた判断くらい脳が勝手にできると思うが。

というより、意識したところで結局脳が判断することに変わりはないはず。わざわざ痛みを味わう必要がどこにあるのか。

もし何らかの理由で痛覚を意識する必要があるなら、それこそ痛覚がある動物はみんな意識があるということか?