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【レビュー】ASUS ZenPad s 8.0 を買ったので Qua tab 02 と比較する

電子機器のこと PC・スマホ・タブレット

hiki-jiritsu.hatenablog.com

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半年前に、10インチのAndroidタブレットQua tab 02を購入した。それについて書いた記事が、このブログの少ないアクセス数の大半を占めている。

hiki-jiritsu.hatenablog.com

Qua tab 02については、タッチ感度に問題があることに始まりいくつか不満はあるが、白ロムが2万円を切ることを考えれば満足度は高い。バッテリーがやたら長持ちする点が気に入っている。

今度は、ASUSのZenPad S 8.0(以下、本機)を買った。一度このサイズ感のタブレットを使ってみたかった。 

iPad mini 4 と同じ7.9インチの画面は、Androidでは珍しく縦横比が4:3で、解像度も2048 * 1536と十分にあるから電子書籍と相性がいい。iPad mini 4とは画面だけでなく、本体サイズや重量までほとんど同じで、この画面サイズで重量が300gを切っているから軽い部類に入る。

Qua tab 02(10.1インチで486g)と比べれば当然コンパクトで軽い。実際両手に持って比べると数字ほどの違いは実感できないが、ちょっとだけ使いたいと思ったときに、本機のサイズ感であれば気兼ねなく手に取ることができる。

端末の縦横比が黄金比に近いからだろうか、改めてQua tab 02を手に取るとその細長さに違和感を覚えてしまう。

 

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電子書籍を表示して比較

画面サイズ
Qua tab 02

10.1インチ 1920 * 1200(217mm * 136mm)

ZenPad S 8.0

7.9インチ 2048 * 1539 (160mm * 120mm)

雑誌

雑誌は縦横比が4:3に近いので、本機は画面をフルに使って表示できる。とはいえ画面の幅はQua tab 02のほうが16mmほど大きいので、全体的に小さめに表示されることになる。

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リフロー型の書籍

レイアウトがリフロー型(固定型でない)の書籍については、Qua tab 02も画面をフルに使うことができる。しかし画面が大きいうえに縦に長いから、視線の移動が多くて疲れる。かといって横に持つと縦方向が狭いと感じる。本機はちょうどいい。

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放送大学のテキスト

自炊した放送大学のテキストは、Qua tab 02ではほぼ等倍に表示することができたのに対し、本機ではふたまわりほど小さくなってしまう。

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視認性はとてもいい

表示面積はどうしてもQua tab 02よりも小さくなってしまうが、視認性は本機のほうが明らかに良い。改めてQua tab 02で文字を読むと、ピントが合わないようなストレスと疲労を感じる。

書籍をキャプチャーして、文字の大きさを統一して比べてみた。

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バッテリー持ちは良くはない

本機の一番の欠点はバッテリー容量の少なさだろう。例えばサイズ感が同じiPad mini 4は5124mAhあるが、本機は4000mAhしかない。使っていてもやはり良くはないと感じる。輝度を最低まで下げればkindleアプリで1時間当たり8%前後のペースで減っていく。家で読書するだけなら10時間は持つだろう。しかし全く気にせず使っても余裕で10時間持つQua tab 02と比べれば明らかに劣る。

バッテリー残量をパーセンテージで表示する項目が設定に見当たらなかったが、「電池」のメニューの中にあった。

動作はサクサク

Qua tab 02の性能が高くないということもあるが、本機の動作はいたるところで軽快に感じる。4GBもあるRAMが効いているのかもしれない。

Antutu v6.2.1
Qua tab 02

(Snapdragon 615)
36415

ZenPad S 8.0

Atom Z3580)
66756

その他、良いところ悪いところ

良いところ
・カラーモードが豊富


多くの機種で画面の色温度を調整したり、ブルーライトを軽減する機能が搭載されているが、本機も「バランス」「ブルーライト軽減フィルター」「ビビット」「手動設定」の4つから選べ、それぞれで色味の調整ができる。

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このうち「ブルーライト軽減フィルター」については、通知パネルから切り替えられるから便利。そのため「手動設定」で彩度を最低まで下げれば、カラーとモノクロをワンタッチで切り替えられる(メリットは不明)。

・画面ダブルタップでスリープ解除

もはや当たり前の機能かもしれないが、Qua tab 02 にはなかった。ホーム画面をダブルタップでスリープできる機能も良い。画面にアルファベットを書くことで任意のアプリを直接起動する機能もあるが、パスワードをかけているとあまり意味がない。

・スライド画面のスキップ

ロック解除前のスライド画面をスキップできる。

・フロントステレオスピーカー

スピーカーが前面についているから、手で塞いでしまうことがない。

・SDカードが使える

Androidでは当たり前だが、4:3のタブレットではかなり限られてくる。

・デジタイザが使える

オプションでZ Stylusが用意されている。ただし評判はあまり良くなく、割り切りが必要らしい。

 

ASUS Zstylus pen 90XB02WP-BTO000

ASUS Zstylus pen 90XB02WP-BTO000

 

 

ATOK搭載

買えば1500円ほどするATOK(日本語入力システム)が搭載されている。

悪いところ
・ベゼルが狭い

ベゼルが狭いおかげで見栄えは良いが、親指が画面と被ってしまって誤動作することがある。

・電源ボタンの位置

一般的な配置とは逆に、電源ボタンが音量ボタンの下にある。Qua tab 02は音量ボタンの上下が逆だしややこしい。

・通知ランプがない

充電できているのか一目で確認できない。

・カメラのでっぱり

薄型化の影響かカメラが大きく出っ張っているので、平置きした時にぐらつく。

・ロック画面の天気はいらない

ロック画面では、時計の隣に天気が表示されてしまう。「天候」アプリを無効化すると、時計もろとも消えてしまうからそれはそれで寂しい。ASUSにしろHTCにしろ、台湾企業は天気をやたら重視するような。

・USB Type C

裏表の区別がないから楽ではあるが、普及していない現状ではデメリットのほうが多いと思う。規格外のケーブルが出回っていて、知らずに使うと破損する危険があるらしい。

一応予備としてmicroUSBから変換するアダプタを購入した。

 

 

・ゲームには向かない

4:3に対応していないアプリもあれば、Atomに対応していないアプリもある。そのうえバッテリー容量が心許ないからゲーム用途には全く向かない。

反射防止フィルムを張った

反射防止のために「Perfect Shield ASUS ZenPad S 8.0」を購入した。

 

 

画質の劣化とぎらつきを最小限に抑えたハーフグレアタイプで、個人的には理想のバランスだが、反射や汚れはそれなりに目立つ。

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まとめ

・Qua tab 02と比べて小さく、8インチクラスのタブレットとしても軽い方なので、気軽に手に取ることができる。
・懸念したバッテリー持ちは良くはないが十分許容範囲内。
・4:3の画面は電子書籍だけでなくブラウジングにも向く。ただし動画は上下に大きな余白ができる*1し、ワイド画面が前提になっていて表示しきれないアプリもあるらしいから万能ではない。
電子書籍の閲覧には、画面の大きさ以上に画素密度が重要だと分かった。

*1 大きさの面ではデメリットになるが、動画が操作パネルで隠れづらいメリットもある。例えばtorne mobileの場合は、シーンサーチのためにサムネイル(画像下部)を表示しても動画が隠れない。それだけ余白が大きいと言うこともできるが。

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追記

これからすぐにAndroid6.0へアップデートが可能になった。

hiki-jiritsu.hatenablog.com

スタイラスペンを手に入れた。

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おまけ

Windows アプリが動かせるかも

本機に限ったことではないが、CrossOver for Androidというアプリによって、Atomx86プロセッサ)を搭載した機種でWindowsアプリが動かせるようになるらしい。動かしたいアプリが思い浮かばないが面白そう。

8インチクラスで4:3のタブレットたち
ASUS ZenPad 3 8.0

先日海外で発表された本機の後継機。日本での発表も近いかもしれない。若干重く厚くなったが、LTE通信に対応しバッテリー容量も増えている。

追記

9月16日発売らしい

juggly.cn

 

XiaoMi Mi Pad 2

サイズ感は本機とほぼ同じながら、6000mAh超えの大容量バッテリーを搭載している。質感も高く、それでいて安い。Android版とWindows版がある。

SAMSUNG Galaxy Tab S2 8.0

本機よりも価格帯は若干上がるが、さらに薄く軽い。

Teclast X89 Kindow DualOS

解像度が若干低めだが画素密度的には問題ないか。得体のしれないメーカー、チープな外観などネガティブな要素はあるが、AndroidWindowsのデュアルOSで、なんと1万円以下で手に入る。