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とあるイベントにサポート役として参加した

心のこと アルバイト

初めて対人の仕事(と言ってもボランティアだが)を経験できる機会があったので、勇気を出して昨日今日の2日間でイベントに参加してきた。夏休み中の中高生に向けたPC関係の講座で、PC操作に関わるサポート役という名目だった。

分かってはいたけど、それ以外にもやることは多くある。些細なことかもしれないが、どれも僕が苦手とするものだった。

例えば初日はイベントが行われる施設の入り口で、参加者を会場まで案内する必要があった。しばらくエレベーターに乗って時間が経つのを待っていたが、参加者に見られたら後々気まずいし、虚しさもあったので、観念して入り口に向かった。ただでさえ、初対面の人に声をかけるのは苦手なのに、同時に行われていたイベントの参加者と区別がつかないことも重なって、明らかに迷っている数人に(後ろから忍び寄って) 声をかけるのがやっとだった。

それが終わったら、今度は参加者の前で自己紹介しなければならない。内心泣きそうになりながらなんとかやり過ごす。

最後は一応教える立場として、それなりのことを言わなければならない。自分でも何を言っているのか分からなかった。

肝心の教えることに関しては、まあ、悪くなかったと思う。その場面では、人からどう思われるかにリソースを奪われることなく、親身になって対応していた。

今気づいたが、不安や恐怖は耐え難い大きさだったにも関わらず、ネガティブな反応は感じなかった。僕が状況を聞けば素直に答えてくれるし、積極的に呼んでくれる人もいたし、普通に雑談を振ってくる人もいたし、むしろ講師側の人間として頼られている感じもあった。僕が思っているほど悪くは(変では)ないのかもしれない。

でも苦手だという実感は確実にある。いくら僕が悪く見積もっているとしてもまだ余りあるほど、過剰な警戒心とネガティブな思い込みがある。同じくサポート役として参加した人と、今日の帰りがけにようやく雑談ができた。こういう時は決まって、思っていたより気さくで話しやすい人だと感じる。もう僕が一方的に避けているのは分かり切っているのに、何度繰り返せば学習できるのか。

まあ、それ自体は仕方がない。過去の無数の要素が重なった結果として今があるんだから。そこで自分を責めるのは傲慢としか言いようがない。と、自分に言い聞かせている。

これから長く続けられるアルバイトを始めようと思っているが、最近接客の仕事をして、「なんだ、意外にできるじゃん」と思っている夢を何度か見た。今回対人の仕事をしてみて、そんな甘い幻想は消え去ったが、具体的な課題と、達成感と、ところどころで楽しさと、ほんの微かな手ごたえを得ることができた(あとボランティアとはいえお金も)。