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Xperia Z5 Compact はコンデジとして使えるか

これまで使ってきたXperia Z3は、その前に使っていた機種を補償で交換してもらったときに実質機種変更のような形で手に入れたもの。当時は得したと喜んでいたが、半年使ってもその大きさに慣れることができなかった。

少し前にXQ2(コンデジ)を買ったばかりにも関わらずまた新しいカメラが欲しくなる謎現象に見舞われたが、そもそもXQ2が必要になったのは、Z3をカメラとして使うにはいくつか問題があったから。

hiki-jiritsu.hatenablog.com

上手く機種変更すれば、それら2つの悩みを解消できる。Z3は売れるうちに売ってしまって次へ行こう。そう思って、片手で操作ができてカメラとしても使えそうな機種を探した。そしてデザインが気に入ったXperia Z5 Compact(以下Z5C)を選んだ。

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同じく小型でカメラがウリのAQUOS Compactとは最後まで悩んだ。それを含めて、カメラとして使うなら画質も使い勝手もいい機種はいくつかある。でもZ5CのカメラもZ3からいろいろと進歩している。

Z3がカメラとして使えなかった理由、それがZ5Cでどう変わったか、そしてXQ2との比較を通して、Z5Cがコンデジとして使えるかを考える。使えることを期待して選んだので、結果ありきになってしまうかもしれないが。

*Z3はAndroid5.0に、Z5Cは6.0にアップデート済み

カメラを起動するまで

コンデジと比較するからには、できるだけ少ない手数でカメラアプリを起動したい。Xperiaシリーズの場合、Z3やZ5Cを含め多くの機種にシャッターボタンが搭載されていて、それを長押しすることで画面がOFFの状態からも起動することができる。

でもここに問題がある。ホーム画面のアプリアイコンから起動する場合は前回使ったモードで起動してくれるのに対して、ボタン長押しからの場合は「プレミアムおまかせオート(以下オート)」に固定されている。さらに端末をロックした状態から起動すると、設定やモードを変更するために一旦解除しなければならない(PINコード等を設定している場合に限る)。

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この仕様はZ5Cでも変わっていない。でもZ5Cは指紋認証に対応しているから、あらかじめロックを解除してからカメラを起動したり、そもそも端末が小さくPINやパターンの入力も楽にできるので、起動するまでの手数はだいぶ減った。

Manual Camera を試してみたが...

ロックを解除するなら、なにも標準カメラアプリを使う必要はないなと思って、以前から気になっていた「Manual Camera」という、名前の通りマニュアル操作に特化したアプリを試した。

有料アプリなので、あらかじめマニュアル操作に対応しているかを「Manual camera Compatibility」というアプリで見ることができる。

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その結果、RAW以外はすべてに対応していることが分かった。Android5.0からこれらが標準機能として使えるようになったが、5.0にバージョンアップしたZ3ではそのすべてが非対応だった。

意気揚々とManual Cameraをインストールしてみたが、撮影サイズが8MPまでしか選べない。調べてみると、SONYが意図的に封じているようだ。独自の方法で回避しているアプリもあるらしいが、ごく一部に限られてしまう。ホントいらないことをするのが好きなメーカーだな。

プレミアムおまかせオートのホワイトバランス

カメラアプリを起動するまでの手数が減っても、ワンタッチで起動できるオートがまともに使えればそれに越したことはない。Z3で草木を撮ると生気が抜けたように写るのが、カメラとして使えない大きな理由でもあった。料理がまずそうに写るという意味を込めて「プレミアムメシマズオート」と揶揄されてきたその絵作りはZ5Cでどう変わったか。

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↑Z3

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↑Z5

オートホワイトバランスが温かみのある傾向に変わっている。逆に「マニュアル」でホワイトバランスを設定してやれば、どちらも同じような色味で写る。

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↑Z3

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↑Z5

細部のディティール

細部のディティールには一番大きな変化を感じた。Z3は縮小しても分かるほどの強いシャープネス処理によって質感が失われてしまって、これも生気のなさに繋がっていた。それがZ5Cでは見事に改善さ*1タシタシいる。等倍で切り出したものを比較(いずれもマニュアルで最大サイズ)。

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↑Z3

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↑Z5

この処理はSHARPスマホと似ている。好みの問題だと思うが、SHARPの絵作りは本当に上手いと思う(夜景を除く)。

3sh.jp

ドコモ版のZ3は近日中にAndroid6.0にアップデートされることが決まっているので、改善される可能性は大いにある。そうでなくても、マニュアルモードであれば同じような色味で取れることが分かった。

でもZ5Cは端末が小さかったり指紋認証に対応していたり、カメラアプリ以外の面で使い勝手が向上したことは確か(だから仮に改善されても悔しくない悔しくない)。

XQ2とスペックを比較

ここからはZ5CとXQ2を比較して、Z5Cがコンデジとして使えるかを考える。まずはスペックから。

SONY Xperia Z5 Compact

1/2.3型 2300万画素 Exmor RS for mobile
f/2.0 焦点距離 4.23mm (35mm換算24mm)

FUJIFILM XQ2

2/3型 1200万画素 X-Trans CMOS II
f/1.8~ 焦点距離 6.4mm~(35mm換算24mm~)

イメージセンサーの面積はXQ2がZ5Cの約2倍、画素数はZ5CがXQ2の約2倍。1ピクセル当たりの大きさは約4倍違う。これが画質にどう影響するか。

画質について

フルオート時の絵作りは、XQ2のほうがわずかに暖色傾向にある。

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↑Z5C

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↑XQ2

日中の屋外のように明るい場所では、画素数の差が解像感の差となって表れる。画素数の多いZ5CをXQ2の等倍に合わせて比較。

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↑Z5C

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↑XQ2

次に高感度を比較。

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Z5Cは保存サイズを8MPまで落とさないとISOを設定できないので、今度はXQ2をZ5Cの大きさに合わせて縮小している。ISO感度は800。

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↑Z5C

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↑XQ2

Z5Cはノイズを抑え、XQ2はディティールを残す傾向があるようだ。この辺まではZ5Cも健闘している。

しかしZ5Cは、ISO感度が上がるにつれ周辺光量が低下してしまう。ISO3200ではもはやトイカメラのよう。

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↑Z5C

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↑XQ2

さすがに高感度では差が出たが、全体的的に見れば甲乙つけがたい。ということはつまり、画質以外の使い勝手を比較してもなおXQ2を使いたいと思えるか、持ち物を一つ増やしてまで持って出かけたいと思うか否かが重要になってくる。

それぞれの強み

操作性については、露出とホワイトバランスくらいしか弄らないのであれば意外にも大差ない。Z5Cも右手の親指だけで操作出来る。

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XQ2最大の強みは光学ズームできること。Z5Cのデジタルズームとは比較にならない。それからカメラとして当たり前のことが当たり前にできる。Z5Cの強みはポケットに入れてもかさばらず、防水防塵だから雨や砂ぼこりを気にする必要がないこと。

結論

僕はたまに出かけた先で風景を撮る程度だから、身軽さ・気楽さを重視したい。だから画質も操作性も及第点に達したZ5Cは、コンデジとして十分使えるという結論になった。

 

 

 

 

*1:ノェ`*)っ