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今日もたくさん話をした

 人と話すことに慣れていないせいか、長く話すことがあった日は軽い頭痛がしたりやたら眠くなる。でもそうやって帰ってくると、見慣れた自室がいつもと全く違う場所に見えて、今日もまた考え方に大きな変化があったことを実感する。

 僕にはなんでも答えを出したがる癖がある。例えば心理学を学ぶ上では、人の意識とか心がどういう仕組みで生まれるのか知りたいということが一番の原動力になっている。でも仮に誰かが仕組みを解明したとしても、全員が納得できるとは思えない。「心的現実」という言葉があるように、その人が現実だと思って見ている世界がその人にとっての現実だから。いくら科学的に正しくても、それを基準に生きていない人にとっては、科学者にとってのオカルトくらいに遠い世界のことかもしれない。

 でも僕は、今まで何にでも絶対的な正解があると思ってきた。自分は常に正しくありたいと思ってきたし、自分が正しいと思う意見の方が核心をついている気がしていた。自分の中ではあまりにも当たり前過ぎて意識すらできなかったが、人と話しているうちにもしかしたらそんなものは無いかもしれないという視点が加わった。

 何をやるにも信念が必要だし欲しいと思って、どうやったら見つかるのかと考えてばかりいたけど、それが見つかるのは考えることを止めた時かもしれない。そう思うと、その時々で自分なりに考えつつ流れるように生きていくのもありかもしれないなーと思ふ。