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現実

 サポートステーションに通いはじめたことで、外出することが特別なイベントではなくなってきた。昨日はサポートステーションから派生した集まりにも参加した。毎回緊張するし楽しいとは思わないが無理という感じでもない。まだ行ける、行きたいという気持ちの方が強い。

 僕の振る舞いは数年前とほとんど何も変わっていない。例えばみんなが和気あいあいとしている中にどう入って行けばいいか分からない。人と関わることを避けてきたから当然とはいえ、ひきこもり生活で自分は変わったという自負があるだけに、もう少しうまくやれる気がしていた。

 人がどう思うかはその人が決めることだと頭では分かっているのに、相変わらずどう思われるかが気になって仕方ないし、つい自分をよく(強く)見せようとしてしまう。実感が伴うまでには、まだしばらく時間がかかりそうだということが分かった。

 でもそういったことに気づけるようになったことは大きいと思う。以前は何か漠然と苦しかった状況でも、「これが現状なんだから仕方ない、これからどう生かそうか」という考えに変わったことで、自己否定に陥ることがほとんどなくなった。考えてみれば、僕が一番恐れていたのは人からの批判ではなく自己否定かもしれない。

 元を辿ると「自分は現実をありのままに見ている」という思い込みがあった。自分で自分を否定するなんて辛すぎることでも、それが絶対的な現実だと思っているからそもそも疑うことすらない。そこから「他人も僕のことを否定するだろう」と思うのは当然の流れか。そしてそれが自己否定の根拠になって、負のループに陥っていたのかもしれないな。