ひきからじりつ

心境を記録中・・・

シャレオツだけど居心地が良くない部屋

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入院していてたまに家に帰ってくると、あれほど理想に近づいたと思っていたはずの自分の部屋の居心地があまり良くない。なんというか寒々しいというか、実際冬だから寒いんだけど、温もりがないというか味気ないというか…。ありきたりな家具が適当に置かれている(ように見える)病室の方がよっぽどいい。

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ここ数ヶ月はとにかくものを減らすことしか眼中になかった。たしかにそれでも生活はできる。入院中の荷物にスマホを加えれば実用上はほとんど困らない。でも肝心の居心地がここまで犠牲になっていたとは…。もう少しバランスを考えないと。

ただそこにいるだけで

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入院してもうすぐ1ヶ月、先週からはデイケアに参加するようになった。そこには外部の人もたくさんやってくる。せっかく入院生活に慣れてきたのに、また知らない人だらけ。ほとんどの人がお互い顔見知りの中、最初はどう振る舞えばいいのか分からなかったが、懲りずに何度も参加しているうちに、それにもだいぶ慣れてきた。

「(大切なのは)時を共有すること。ただそこにいるだけでいい。」みたいなことを、偶然テレビで見た人が言っていた。まあそれは犬の話なんだけど…。

それから最近読んだ「数学の言葉で世界を見たら」という本の中に面白いことが書いてあった。コインを投げて表が出たら1円もらえて、裏が出たら1円取られる賭けをする。この時、表が出る確率をp(例えば50%ならp=0.5)とするとー

p=0.47なら50円を倍にできる確率0.25パーセントしかないが、p=0.53なら99.5パーセントで勝てる。確率のほんのちょっとの差が、大きな違いを生む。
(数学の言葉で世界を見たら p.18)

ただそこにいるだけでも、ほんの些細なやり取りでも、それらを積み重ねていけば確実に成長できるということか。

先日、まだ話したことがない人に自分から話しかけてみた。こんなのいつ以来かわからない。高校時代はすでにできなかったし、中学は小学校からの知り合いが多かったからその必要もなかったし、本当に記憶にないから、もしかしたら初めてかも...?

入院したばかりの頃、先生に「まだ自分からは話せていない」と言ったら、「無理に話すことはない。それが個性だから」と言われて楽になった。それと同時に、僕は入院を通して社交的な性格に変わろうとしていたことに気づいた。「大切なのは自然体で人の中に居られるようになることだ」。そう目標が定まってから僕は無理に馴染もうとせず、しかしその結果、図らずも自分から話しかけてしまうんだから不思議だ。

母にイライラする理由

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精神科に入院して2週間が経った。先週「無理に人の中に入っていくのはやめよう」と決めたのに、談話室で他の人が盛り上がっている姿を見ると、何か嫉妬みたいなネガティブな感情が湧いてくる。僕自身は1人でゆっくりしたいし、それを責める人もいないはずなのにな・・・。

まあそんな悩みはありつつも、基本的には心おだやかに過ごせている。ただ相変わらず暇すぎて・・・。何しろスマホさえ持ち込めないから、テレビを見たり本を読んだり。今週はクロスワード集を持ち込んでみたけど飽きてしまったから、来週からはお手玉の練習に励もうと思う。

入院とは直接関係ないけど、最近自分の診断書を見る機会があった。そこには「社会恐怖症」に加えて「強迫性障害」と書いてある。以前住んでいたアパートの隣人が延々と施錠の確認をしている姿を見ていたから僕には当てはまらないと思ったけど、そこまでじゃないにしても「何か見落としはないか」と気になる傾向はあるし、一度気になりだしたら他のことが手につかなくなることが多々ある。最近だと部屋の模様替え。そういえば今日も家具の配置を変えたっけ。

そんなことより、病名の後に具体的に当てはまる症状に○が付いていて、例えば「強度の不安・恐怖感」なんかは当然として、その中に「易刺激性・興奮(イライラしやすい)」という項目があった。

僕は母に対していつもイライラしている。母には確かに欠点がある。僕はそれをどうしても看過できない。どうしてこんなにイライラしてしまうのかと考えると、「子供の頃の恨みが今になって出てきた(親を疑えるようになった)から」とか、「自分と似ている母を見たくないから」とか、一応もっともらしい答えにたどり着いて分かった気になって、でも結局何も解決しない。同じ母に対して楽しそうに接している妹とは何が違うのか(妹が母の欠点に気づいてないわけじゃない)、そんなことを考えているうちにまた母と接してさらにイライラしたりしてー。

「僕が母にイライラさせられている」という構図は、僕の中では疑いようもないことだった。でも母がどうとか、それに対する妹がこうとか、そういうことじゃなく、僕が「イライラしやすい(いわゆる心に余裕がない)状態にある」という、ただそれだけのことかもしれない。その状態がまず先にあって、その矛先が母に向かっているという発想はなかったなー。

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精神科に入院している

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今週から精神科に入院している。日中はデイケアなんかもあるんだけど、とりあえず最初は様子を見ようということで、テレビを見たり本を読んだり、それでも時間を持て余してとても退屈な1週間だった。

入院の目的は人に慣れること。今でこそだいぶ慣れてきたけど、入院当初は不安しかなかった。それでも半日ほど部屋で過ごすうちにだいぶ落ち着いた経験から、特にきっかけがなくてもある程度は時間が解決してくれることを学んだ。

部屋は個室にしてもらった。その分お金はかかるけど、まずはできるだけ不安要素を減らしておきたかったから。だから基本的には部屋に引きこもっている。それでも、ふだん自室にこもっているのとはわけが違う。食事は食堂だし、お茶を汲みに行ったり、看護師に用があるたびに部屋から出て人と顔を合わせることになる。ふだん落ち着き払っているはずの僕が、その度にきょどってしまう。

以前の僕ならそんな自分を責めているところだが今は違う。その時の不快感をバネに、どこが改善できそうか考える。1人で過ごす時間があまりにも長かったから現状上手く対応できないのは当然として、そもそも「上手く対応すべき」という価値観にとらわれすぎているのかもしれない。

入院当初は、せっかく周りに人がいるんだから、遅かれ早かれ勇気を出して自分から話しかけてみようと思っていた。それを先生に話してみたら意外にも、「無理に話すことはない」と言われた。「それが個性なんだから」と。意外だったのは、ふだん先生はとにかく行動することを勧めてくるからだ。どうやら僕は、「行動」の意味を履き違えていたらしい。

無口でも、感情の起伏が小さくても、それでいいじゃないか。無理して明るく振舞おうとするのはやめよう。僕はこの入院を通して、できるだけ素の自分に近い状態で人と関われるようになりたい。それに向けて試行錯誤を繰り返すことが、僕なりの「行動」だ。

ちなみに今日は初めての外泊中。入院中はスマホさえ持ち込めないから、つかの間のインターネットを楽しんでいる。

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