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つい自分を大きく見せようとしてしまう

ネットを徘徊していると、「マウンティング」という言葉をよく見かける。

元は、サルがほかの個体に馬乗りになって自分の優位を主張する行為で、それが転じて、さりげなく自分の優位をアピールすることを示すようになったらしい。

togech.jp

僕は、自分がつい遠回しなアピールをしてしまうことに、わりと最近になって自覚できるようになった。でも、なかなかやめられない。

アピールという手段をとるのは、自分が意図したとおりに相手が察してくれることを期待しているから。言い換えると、自分が相手をコントロールできると思っているからだ。

やられる方は腹立つよね。僕も母に毎日やられているからよく分かる。でも、やり返すこともあるからお互い様か。

ああ、またやってしまった。

「やり返すこと'も'ある」 ← 自分の非を認めつつ、母の方が悪いアピール
「お互い様 」← 懐深いアピール

どうして自分を大きく見せようとしてしまうのか。

例えば本を読んでいるとき、置いてけぼりを食らうと腹が立つ。前提となる知識がないことは分かっているはずなのに、それでもなお、自分なら理解できることを期待しているからだ。

hiki-jiritsu.hatenablog.com

ここ数日、「分からない」という事実を素直に認めてみたら、その分、じっくり味わって読むようになって、逆によく分かるようになった。

ということはつまり、自分を大きく見せようとするのは、自分に対する期待が大きすぎるからじゃないか。そしてそれが、逆に自分の可能性を狭めているんじゃないか。

相手をコントロールできることを期待したり、ちょっと本を読んだくらいで世の中を把握できることを期待したり、長年ひきこもっていながら、その気になればすぐに社会で上手くやっていけるようになることを期待したり。

幼稚な万能感を未だに引きずっている。30年近く生きてきて、何かに打ち込んだことが一度もないもんな。

やっぱりまずは、現状を直視するところから始めよう。

現状を直視しよう

放送大学の新学期が始まった。今学期は科目数こそ少ないが、難しい。早速挫折しかけている。

振り返ってみればこれまでだって、だましだましやってきた。

いくら入試がない放送大学とはいえ、高校レベルの知識が前提になっている科目が多い。

テキストを読んでいて置いてけぼりを食らうと、無性に腹が立つ。

それは、「自分なら理解できるはずだ」という期待があるからだ。

高校でまともに勉強しなかったのに、それでも期待してしまうのは、自分に特別な才能があると思っているからか。

自分の凡人さ加減は、もう十分、分かっているはずじゃないか。

勉強に限らず、何かに打ち込んだこともなく、そのうえ長い間ひきこもっていたことは事実なんだから、社会で生きていくためのスキルが足りないのは当然のことじゃないか。

まずはそれを直視して認めないと。

自分は特別じゃないし、優秀でもなければ善人でもない。

自己卑下じゃなく。

【青春18きっぷ旅】'17春 ⑤ 天竜峡、小和田

hiki-jiritsu.hatenablog.com

最終日はひたすら飯田線に乗りつつ、静岡へ。

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飯田線は、もともと4つの私鉄が統合されて一つの路線になったらしい。だからやたら長い。駅数はなんと94!

天竜峡

まずは始発に乗って、天竜峡まで。

前日、北伊那で降りて歩いているとき、ふと地図を見たら、横に流れている川が天竜川だと知って驚いた。静岡に天竜という地名があるから、てっきりその辺に源流があるものと思っていた。

実際は、はるか北の諏訪湖から。諏訪湖の唯一の出口が天竜川だった。だから天竜峡のあたりでは、もう結構立派な川になっている。

地図を見ると分かるが、その立派な川幅が、ちょうど天竜峡のあたりで急に狭まっている。岩があるからだ。

削られた岩が独自の景観を作り出し、この辺りは名勝として知られるようになった。

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この日は霧が立ち込めていて、日本画のような雰囲気だった。

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小和田

飯田線と言ったら秘境駅。でも具体的には何も知らない。調べてみたら、その中でも小和田がよさげだった。

駅まで車でアクセスできず、周辺に住む人もほとんどいないため、全国屈指の秘境駅として知られている。

駅名は「こわだ」だが、皇太子妃雅子さまの旧制「おわだ」と同じということで、一時期話題になったらしい。

駅で降りたのは僕一人。

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ちょうど3県の県境に位置する。

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駅舎はなかなか立派で、きれいだった。

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すぐ近くには空き家もあるし、そんなに秘境という感じはしない。それなのに、確かに僕一人しかいない。それが逆に新鮮だった。

秘境駅には、そこに訪れた人が自由に記入できる「駅ノート」が置かれていることが多いらしい。ここにも当然のように置かれているばかりか、過去のノートがファイリングされて、古文書のようになっていた。

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列車の本数は少ないが、これを読んでいればあっという間に時間が過ぎる。

駅のそばには、すっかりなじみの天竜川が流れている。

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下流にダムがある影響で、この辺りは川幅が広く、流れが遅い。その向こうには山々。そこに霧がかかれば、絵にならないわけがない。絶景だった。

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しばらく歩いて駅に戻ると、反対方向の電車から降りた人が一人いた。これから2日かけて、飯田線秘境駅巡りをするらしい。

秘境駅巡りと言えば、ちょうどこの時期、「飯田線秘境駅号」という観光列車が運行されている。大勢で訪れたら、せっかくの秘境駅が台無しじゃないか?と思わなくもないが・・・。

僕の滞在中に一本来ることになっていたので、それから逃げるように、最寄りの(と言っても片道1時間)集落へ続く道を歩いてみた。

しばらく舗装された歩きやすい道が続く。

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途中、1件だけ民家があったが、多分もう住んでないんじゃないかな。

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行き止まりが2か所ほど。そうか、浜松市なのか。

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天気が良ければ、集落まで行ってみたかった。今回は、赤いつり橋まで。

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誰もいないのをいいことに、橋の真ん中に立って、しばらく大声で歌った。外で大声を出すなんて何年ぶりだろう。

いやー、帰り道も絶景だわ。

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これで、今回の旅は終わり。夕方には家に着いた。

【青春18きっぷ旅】'17春 ④ 諏訪、奈良井

hiki-jiritsu.hatenablog.com

この日は長野県を南下していった。

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まずは昨日の篠ノ井線を戻って下諏訪へ。観光ではなく、自遊空間というネットカフェに行きたかった。

自遊空間

自遊空間湖浜店には、全国的にも珍しく、「HTC Vive」という最新のVR(バーチャルリアリティ)機器が導入されていて、基本料金 + 500円で遊ぶことができる。

入会手続きはタッチパネルで

自遊空間自体が初めてだったので、まずは会員登録から。カウンター横のタッチパネルで入力していくが、本名やら生年月日やら、周りから見えてしまうのはセキュリティ的にどうなのか。

入会金は、アプリ会員になれば無料。

HTC Vive

Viveの他に「Gear VR」も選択できる。これは、以前購入した「Cardboard」と同じくスマホを使ったVRだが、ハイエンドのGalaxyシリーズ専用に最適化されていて、Viveのような据え置き機に近い体験ができるらしい。

とはいえ、せっかくここまで来たら、現状最も評価の高いViveを体験しないわけにはいかない。

でも店員に「バイブ」と言うのが恥ずかしくて、かといって「ヴァイヴ」も恥ずかしくて、結局「ギアーじゃないやつ」という、意味の分からないことを言った。

普通のブース席を二つつなげたような、少し広めの部屋に案内された。

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これ以外にも、全身を動かしながら遊べる専用ルームがあった。

こちらがVive本体とそのコントローラー。

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早速、使い方を見ながら遊んでみた。

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装着感は良くない。とにかく重いし暑い。ケーブルも邪魔。

そんなネガティブな印象は、チュートリアルが始まった瞬間に吹き飛んだ。これはバーチャルリアリティですわ。

例えば、右手のコントローラーから出した風船を、左手のコントローラーで打つことができる。上空に浮かんでいった風船を、コントローラーからビームを出して割ることができる。

www.youtube.com

現実と比べれば、画面の解像度はまだまだ足りない。あの感じだと4Kでも厳しいだろうな。でもCardboardとは比べ物にならない没入感だった。

本格的なVRは、環境を整えるまでの敷居が高い。まずは、施設で試しに遊んでみるのがベストだと思う。

このあとカラオケに移動して時間いっぱいまで歌った。

奈良井

塩尻まで戻って、そこから中央本線で奈良井へ。

江戸時代の宿場町、奈良井宿の古い町並みを見ることができる。

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この日は、しとしと雨が降っていて人はまばら。趣しかなかった。

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宿自体は1km弱くらいかな。帰りは線路を渡って駅へ戻った。

駅の近くでやたら年季の入った列車を見つけた。

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客車の中がまたいい感じ。

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美義屋旅館

また戻って、この日3回目の塩尻へ。そこから中央本線を経由して、辰野で飯田線に乗り換え、北伊那で下車。飯田線は一度乗っておきたかった。

この日の宿は「美義屋旅館」。やっぱり和室は良いね。旅してる感じがする。

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風呂トイレは別だが、洗面所は各部屋のすぐ前にある。2Fのトイレにはウォシュレットあり。風呂場は一人ずつ使うようになっていて、朝はシャワーのみ。ドライヤーはなかった。

 

Google Cardboard I/O 2015 ハコスコ社製

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